2024年秋に中古で購入したテネレ700。長距離走行を快適にしつつも、オフロードも走りやすくしたいため、色々とカスタムを計画しています。
その第2弾として、サイドケース&サイドケースステーの取り付けを行うことにしました。




ネットオークションでヤマハ純正(ワイズギア)のサイドケース&サイドケースステーを購入。価格は中古のため約10万円でした。
特大サイズの箱で届きましたが、部品数は少なめなので取り付け自体の難易度は低そうです。


取り付け作業開始。私のテネレ700には社外品のグラブバーが取り付けられているため、まずはグラブバーを取り外します。グラブバー・サイドケースステーいずれも6mmの六角レンチ1本で脱着できます。




グラブバーが外れたら、サイドケースステー用のグラブバーを仮で取り付けます。
後から、ステーと一緒に前後2本の長~いボルトで固定するため、旧グラブバーと比較して車体との接続部が長くなっていている形状です。



上の画像の赤丸箇所(リアステップ)のボルトを取り外します。
厄介なことに、星型のトルクスネジ(4mm)が採用されています。車載工具にも入っていないため、トルクスレンチを用意する必要あり。私はこのためにトルクスレンチセットを購入しました。(価格は2,000円程度…)



新車時から3~4年経過しているため、場所によっては固着気味のボルトもありました。クレ5-51を吹きかけて何とか外れたものの、ボルトをなめないように注意が必要です。



続いて、先ほど仮止めしたグラブバーのボルトを外し、画像のようにサイドケースステーの本体をかませて固定します。ステーの前方はリアステップにかませます。



リアステップにもサイドケースステーをかませて、外した時と同じトルクスのボルトで固定したら片側の取り付けが完了です。
反対側も同様に取り付けていきます。




サイドケースステーは「グラブバー」→「リアステップ」の順に固定するとスムーズでした。
次に、左右のサイドケースステーを補強するためのバーを取り付けます。



サイドケースステー後方に、左右各2つずつのボルトを取り付けられる場所があるため、ここにバーをかませて固定します。比較的小さなボルトなので、締める力が強過ぎると折れてしまうので注意しましょう。



これでサイドケースステーの取り付けは完了。ステーのみでも存在感があり、見た目は良いです。
最後にサイドケース本体を取り付けますが、基本的にはステーの突起部にのせて押せば固定されるためサイドケースのみであれば脱着は簡単です。



サイドケース本体を画像赤丸の2か所にのせて、その後に車体側(横方向)にサイドケースを強く押して、画像緑丸のところが赤色→緑色になると固定されます。これで取り付け完了です。
ややこしそうですが、慣れれば簡単です。サイドケースを取り外す時は、サイドケース後方にあるレバーを引っ張りながら、サイドケース本体を車体と反対方向に押すことで外れます。※種類により異なります。



完成しました。途中、トルクスレンチを購入するために作業の中断もありましたが、取り付け自体に要した作業時間は慎重に行って1時間ほどでした。
次回はエンジンガードを取り付ける予定です。