【バイク日本一周旅】東日本編(3~4日目:東京~青森大移動)

・2014年8月15日(金) -3日目

 都内のネットカフェで爆睡から目を覚ましたが、時間を確認するとまだ午前2時半だった。こんな時、普段自宅で寝ている時であれば速攻で再び寝るものだが、不思議なもので旅の途中だと目が覚めてしまうものだ。仕方が無いので、午前3時に出発することにした。

しかし、昨日バイクを停めた駐輪場からはけっこう離れた場所まで来てしまっていた。電車で戻る予定だったが、こんな時間では電車も走っていない。仕方が無いので1時間弱歩いて昨日歩いた道を戻り、駐輪場に戻って料金の清算をして、それでもまだ真っ暗の午前4時、静かにバイクのエンジンを始動させ、東京を後にした。

早朝でなおかつお盆期間のため、東京といえど交通量は極少で、バイクは順調に北に向かっていた。風景はいつのまにか広大な田園地帯が続く関東平野に変わっていた。国道4号線のバイパスはアメリカ(行ったこと無いけど…)みたいにだだっ広い道で、ハイペースで駆け抜けることができた。

午前7時過ぎには宇都宮を通過し、日光から鬼怒川温泉を抜けて会津方面に向かっていた。この辺まで来ると風景は雄大な山々と川、ダム湖が続いて、美しくダイナミックだ。

偶然にも列車の撮影に成功した

その後もひたすら北上し、昼過ぎに会津若松を越えた。その先の喜多方市でラーメンを食おうと思ったが、14時過ぎの中途半端な時間だったので空いている店を探し出せず、諦めた。

荒涼とした風景に硫黄の匂いが立ち込める
お盆も末期で、交通量は少なかった

喜多方ラーメンが不発に終わり、進路を東に変えて「磐梯吾妻スカイライン」を走った。この旅の前年である2013年まで有料道路だったが、現在は無料だ。この道は標高1500m前後を通り、険しい山岳風景から写真のような荒涼とした風景の中を走ることができる。天候は薄曇りで、この時期(8月)でも少し寒く感じた。

荒涼風景を抜けた先にあった「つばくろ谷」という景勝地?
福島の名峰「霊山」は雲で見えなかった

「磐梯吾妻スカイライン」を 抜けて、福島市に入った。日没が迫っていたが、ここからは国道4号線を ひたすら北上して仙台まで走った。バイパス的な道路で車の流れも速く、125ccのエンジンを唸らせながら2時間くらいぶっ通しで走った。

仙台に入る手前で今日の宿泊先を考えた。泉区に午前3時まで営業しているスーパー銭湯を発見したので、宿泊費をケチるべくそこを目指した。19時頃、全国に何店舗かあるスーパー銭湯「竜泉寺の湯」の仙台泉店に到着してささっと風呂を済ませ、早朝からの移動で疲弊していたのか、大勢の人で賑やかな畳の休憩室に横になった瞬間に眠りに落ちた。

・2014年8月16日(土) -4日目

 午前2時半、スーパー銭湯の休憩室で目を覚ました。昨晩の賑やかさは無くなり、人が少なくなって静かになっていた。そして午前3時、スーパー銭湯の営業終了とともにバイクのエンジンを始動し、仙台の地を後にした。

走る道は今日も国道4号線だ。早朝の交通量が少ない時間を利用して、一気に青森まで行く予定を企てた。岩手県に入った頃にようやく日の出を迎え、午前7時前には盛岡に入った。盛岡のマ○ドナルドで朝マックを食し、さらに北へ。東北らしい田園地帯が永遠と広がる風景を駆け抜けた。

早朝の東北は驚くほどハイペースで移動でき、高速道路を一切使っていないにも関わらず、午前9時には早くも青森県に到達した。国道4号線に沿って、まずは八戸を目指した。

何か良く分からないけど、かなりの迫力がある山車だ

昼前に八戸に着き、有名?な「八食センター」に入った。地元の海鮮が並ぶ市場のような場所だった。併設の定食屋が安くてボリュームがあったので、ここで少し早めの昼食を食した。

時刻はまだ午前11時半、この調子で行けば今日中にも念願の北海道入りができそうではあったが、青森~函館を結ぶ津軽海峡フェリーは4時間ほどの航海で、函館に到着する頃には真っ暗になってしまう。そこで、本州最北端の地である大間を目指し、明日早朝のフェリーで北海道入りすることを企てた。大間崎には無料のキャンプ場があるらしいので、本日はそこを目指すことに決めた。

この日の天気は見事な曇天で、最高気温は20℃。この曇天が寂しさと肌寒さを増幅させるが、憧れの北の大地北海道がもう目の前にあると考えると、私の心は大きく高鳴るのであった。

青森県下北半島の道は少ない交通量と長~い直線で、その風景はもう北海道だ。そんな風景が3時間ほど続き、仙台から走ること約12時間、私は本州最北端の地である大間崎に立った。

奥に見えるのが青森県最北端の無人島、弁天島だ
大間崎 8月の土曜日だったが、曇天もあってか閑散としていた

大間崎からバイクで30秒、住宅街の中に芝生のキャンプ場があった。久々のキャンプだ。空いていたので適当な場所に荷物を置き、この旅用に買った新しいテントの設営に苦労しつつも、30分ほどでテントの設営が完了した。

漁師の町らしく、あちこちに大漁旗が掲げられている
大間崎にあるキャンプ場 無料な上にトイレと水道があるのがありがたい

明日はついに北海道へ上陸だ。テントの中で一人興奮しながら、これからの旅の計画を立てたが、疲労からか今日もあっという間に眠りに落ちたのであった…

夕食は大間崎の屋台で買ったイカ串+コンビニでおにぎり

《東日本編:5~7日目に続く…》

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