2018年11月18日(日)、同日に八王子市で開催されていた秋のイベント「八王子いちょう祭り」に出かけ、高尾山口駅近くまで来たため、その帰りに京王電鉄の有料座席指定列車「Mt.TAKAO」号に乗車した。

「Mt.TAKAO」号は紅葉シーズンの高尾山→都心への座って移動できる電車として、同じ年の2月にデビューした「京王ライナー」と同じ車両を使用して運行している。
この1週間前の2018年11月10日に運行を開始したばかりで、初年度は土・休日を中心に9日間、夕方時間帯の2便限定で運行する臨時列車となっている。

座席指定券の購入について、「京王ライナー」・「Mt.TAKAO」号ともに現在でも定期運行されている電車であり、現在はWebでも購入が可能であるが、当時は京王電鉄もまだ手探り状態の様子だった。
当日、指定席券は高尾山口駅前のみで販売との情報を京王電鉄のホームページより得た。そこで、確実に座席指定券を購入するため、午前10時前に一度、高尾山口の駅前へ行き、改札横の特設販売場で事前に指定席券を購入した。


午前7時から販売開始とのことだったが、座席にはまだまだ余裕があるようで、ものの数秒で「高尾山口15:01発 Mt.TAKAO2号」の座席指定券をゲット。金額は通常の「京王ライナー」と同じ400円(当時)。
購入後、発車15分前の14:45頃に再び高尾山口駅に戻る。すると、駅の1番ホームには既に「Mt.TAKAO2号」が行先表示を「臨時」にしてスタンバイしていた。



列車に乗り込んだ時の乗客はまばらで、高尾山口→新宿間運賃(IC):381円(当時)を超える座席指定券の高額さと、座席指定券の買いにくさもあって人気がないのかと思っていたところ、発車10分前になって駅員さんがホーム上でも座席指定券の販売を行ったのもあってか、発車する頃には私の乗った3号車は9割近い座席が埋まっていた。

「Mt.TAKAO2号」は定刻どおりの15:01に高尾山口駅を発車し、新宿までの移動時間は約50分間。
始発の高尾山口駅は2015年に開業した「京王高尾山温泉 極楽湯」が駅と直結していて、温泉に近づくと駅のホーム上から温泉の匂いが漂ってくる。

その後、列車はドアは開かず乗り降りはできないが、高尾、北野、高幡不動、聖蹟桜ヶ丘、分倍河原、府中、調布、明大前の順に、全ての特急停車駅に一時停車しながら進んで行くため、新宿までの所要時間は高尾山口始発の特急とほぼ変わらなかった。
なお、現在はダイヤ改正がされて、明大前などの乗車または降車のみ可能な途中駅が設定されている。


道中、北野駅を過ぎた辺りでは、当時まだ珍しかったドローンの飛行を確認した。15秒くらい列車と併走していたので、京王関係者の写真撮影かも知れない。
途中の一時停車駅では、時刻表に載っていないのに乗客の乗っている変な電車が来たので、ホームにいる人達が少し驚いた表情でこちらを見ているといった状況であった。そして、東府中駅を通過した辺りで列車は一気にスピードを上げ、車窓はだんだんと高いビルが立ち並ぶ風景となり、定刻どおり新宿駅に到着した。

なお、「Mt.TAKAO号」に乗車すると、乗車特典として、車内で車掌さんから木目調の「乗車記念カード」が進呈された。
この日はこの電車に乗ることが目的で、新宿に特に用事は無かったので、電車を乗り換えて自宅へと帰りました。
