【ホンダ スーパーカブ110(JA44)】- 購入レポート・インプレッション

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2018年4月某日、バイクを購入しました。
私は免許を取ってから数台バイクを乗り継いでいますが、今回が初めて新車での納車になります。車種は、今年(2018年)で誕生からちょうど60年のスーパーカブ110

スーパーカブ50/110(本田技研工業株式会社)<< www.honda.co.jp/SUPERCUB/>>

以前、同じ原付二種クラスである台湾ヤマハ製の「マジェスティ125Fi」(2003年式)も所有していました。しかし、二年間の通学と全国各地への旅で酷使して総走行距離は86,000kmに達し、至る所にガタがきていたため、5年間乗った去年(2017年)の夏に1万円の買取価格で手放したのでした。

大型バイクも良いのですが、やっぱり小回りが利いて気軽にお出かけとカスタムを楽しめる原付二種クラスにまた乗りたくなり、今回セカンドバイクとしてこのスーパーカブ110の納車に至りました。

納車から1か月経ったので簡単にレビュー(2018年5月現在)

・購入費用:約25万円+登録手数料・保険料:4万円
・平均燃費:70km/L(慣らし運転中)
・走行距離:800km

私は上述の通り「マジェスティ125Fi」の他、スズキの「アドレスV125」に乗ったことがあるので、125ccクラスのスクーターとの比較になりますが‥

◎長所:燃費、小回り性能、悪路走破性
 慣らし運転中で殆ど40km/h以下で走行しているというのもあるのだが、リッター70km/Lの燃費はカタログ値を超えました。

×短所:加速力・制動力に欠ける、ノーマルだと収納スペースが無い、少々ポジションが窮屈、燃料タンク容量が少ない(4.3L・燃費が良いので航続距離200km以上行けるが‥)

収納スペース、窮屈なのはこれからカスタムして改善する計画です。スクーターに比べると明らかに非力ですが、それは割り切ってゆっくり走るのが良いでしょうね

追記:納車から約3年が経過したので、改めてレビュー(2021年7月時点)

オプション・カスタム費用 約10万円
燃費:50km/L(市街地)、60km/L(郊外)
走行距離:17,000km

【カスタムパーツ・オプション装備状況
※順番は装着順、リンクは当ブログに書いたカスタム状況のURLです。

リアサスペンションやダブルシート装着によって、長距離移動時の快適性を向上させています。それと引き換えに失われた積載性は、スーパーカブだからできるフロントキャリア・センターキャリア・リアキャリアのトリプル装着によって補っている..といった感じです。

①USB電源キット
<<https://amukat.net/c110mainten-usbkit>>
②ステンレスチェーンカバー
<<https://amukat.net/c110mainten-chaincover>>
③ファッションキャリア(フロント)
<<http://amukat.net/C110mainten-frontcareer>>
④リアサスペンション
<<https://amukat.net/c110mainten-suspension>>
⑤センターキャリア
<<https://amukat.net/c110mainten-centercareer>>
⑥ダブルシート
<<https://amukat.net/c110mainten-doubleseat>>
⑦グラブバー
<<https://amukat.net/c110mainten-gurabuba>>
⑧ベルトフック
<<https://amukat.net/c110mainten-berutofukku>>
⑨ヘッドライトバイザー
<<https://amukat.net/c110mainten-baiza>>
⑩サイドバッグサポート
<<https://amukat.net/c110mainten-sidebagsupport>>
⑪グリップヒーター
⑫サイドカバーノブ
⑬ミラー
⑭スマホホルダー
⑮時計

年間走行距離は約5,000km、主に片道10km圏内の市街地走行が中心ですが、年に数回のツーリングによって郊外や山間部を長距離走行し、走行距離が一気に増えるといった使用状況です。
スーパーカブ110での遠出最長記録は長野県まで2泊3日のツーリングで、約800kmを走行しました。
今後は、フェリーで北九州に上陸し、関門トンネルを通って秋吉台⇒角島大橋⇒原付2種の聖地、しまなみ海道を走って四国に上陸、徳島からフェリーで帰還…という旅を計画しているが、まだ実現には至っていない…

◎ 改めてスーパーカブ110(ja44)のメリット
・構造が比較的簡単で整備性が良く、何と言っても世界一売れている車種のため、メンテナンス情
報なども豊富で、初心者でもあらゆる整備に挑戦しやすい

・2018年4月の納車時は「クロスカブ110」が長期間の納車待ちだったため、仕方なく「スーパーカブ110」を購入したが、その価格差をカスタム代に使ったことで、オリジナルな1台が作れたこと

・カスタムパーツも豊富に売っているため、インターネットで安価なパーツを入手して、週末のDIYでコツコツと行ったことにより、費用を抑えられる

・やっぱり原付二種クラスでは最高の燃費

・車体が小柄で幅が細くて軽量なため、都市部の駅前駐輪場での取り回しは苦労しない

・タイヤチェーンが販売されているため、用意すれば積雪路を走れなくもない?

× スーパーカブ110(ja44)のデメリット
・信号待ちからの発進や登坂路など、あらゆる場面でパワー不足は歪めないので「60km/hで走れる原付」と考えた方が良い

・高速域での安定性に欠けるため、幹線道路の長時間走行ではかなり気を使います(-_-;) 個人的に最も快適と感じる速度域は40~50km/hで、60km/hでの巡航は問題なくできます。
※ちなみにスピードメーターは120km/hまでの表示ですが、もちろん100km/h以上なんて出せるパワーも無く、最高速度は80km/h~90km/hあたりと思われます。

色々とカスタムを行ってきたが、駆動系はノーマルのままなため上述のデメリットとなりました。
幹線道路やパイパスなど、車の流れがハイペースな道路の走行には向いていないが、郵便や新聞配達で活躍しているスーパーカブだけあって、市街地の狭い裏道を抜けていくにはベストなバイク。
日常的に長距離の通勤などでスーパーカブを使いたい場合は、駆動系をカスタムして、デメリットを少しでも解消した方が安心して走れそう。ツーリング時は交通量の少ない道をのんびりと走るようにしているので、個人的にはデメリットはありません。
当初、不満に感じていた燃料タンクの容量については、燃費が良いので余り気にならなくなり、収納スペースやポジションの問題はカスタムを行ったことで、だいたいは解決しました。

【各消耗品の点検・交換タイミング】
・エンジンオイル:約2,000~2,500km毎に交換、オイルフィルターはオイル交換2回に1回のペースで交換

・チェーン:約1,000km毎に点検調整、走行距離:10,500kmの時に新品に交換
⇒ チェーンカバーが純正のままであれば、もっと長持ちするかも?

・前後タイヤ:日ごろからフロント/センターキャリアに荷物を積んで走行しているからか、前後ほぼ同じペースで減っているため、走行距離:8,000kmの時にダンロップ「D107」に交換
⇒ もうすぐ2回目のタイヤ交換時期だが、純正のIRCタイヤに比べて減りにくく、制動距離も若干短くなるため、値段は高いが国産メーカーのタイヤ交換はオススメ

・前後ドラムブレーキはまだ交換時期には至っておらず、バッテリーもまだ元気なので一度も交換していない

・これまでに玉切れを起こした灯火類はテールランプバルブのみ
 他の灯火類はまだ大丈夫だが、いつでも交換できるようにサイドカバーに車載工具を追加で収納しています

納車から早くも3年以上が経過し、日常の足+趣味車として活躍しています。
車なら安価な軽自動車でも約100万円、スーパーカブなら約30万円で新車が買えるうえ、維持費も原付二種なので軽自動車の1/5程度で所有できます。
スクーターのような快適性、シート下収納などの利便性は無いが、自分で色々とカスタムしたことで、所有感を満たしてくれているスーパーカブ110。走行距離:100,000kmの達成を目標に、これからもずっと維持していきたい。