2026年8月、オフロードバイクで関東から日帰りで行ける範囲で群馬県・長野県の林道を走ってきました。ここでは、群馬県の「林道東御荷鉾線」と「御荷鉾スーパー林道」を紹介します。
【今回の走行ルート】
[関越自動車道] → (A)道の駅はなぞの → 林道東御荷鉾線(ダート5km) → 御荷鉾スーパー林道(ダート10km) → 県道93号 → 五稜郭展望台(ダート2km) → 国道141号・県道2号・県道68号 → 川上牧丘林道(ダート9km) →(C) 山梨市/鼓川温泉 → [中央自動車道]
※googleマップ上では林道東御荷鉾線付近の県道177号線が反映されなかったため、一部異なったルートとなっているが、概ねこのルートを走行した。実際の林道東御荷鉾線は、ゴルフ場と妹ヶ谷不動の滝の中間あたりに存在している。
いつものバイク「ヤマハ テネレ700(2021年式)」に乗って、自宅を早朝に出発。
今回のスタート地点にした埼玉県深谷市の「道の駅はなぞの」で小休憩後、午前7時に再出発。複数のダートを含めた林道を走破し、ゴールとした山梨県山梨市の「鼓川温泉」には18時前の到着。自宅には21時頃の帰着となった。
やや過酷ではあるが、関東首都圏地域からの日帰りも可能な林道ツーリングコースとなっている。


群馬県の一級河川である神流川にかかる橋を渡って、コンビニで軽食を調達。最初のダート林道である「林道東御荷鉾線」を目指して西へ進んでいく。
・林道東御荷鉾線



群馬県道177号線を走ると、途中に他の林道との分岐がある。案内看板は折れてしまっているが、ここを曲がると「御荷鉾スーパー林道」に直接行くことができる。
今回は直進して、「林道東御荷鉾線」を目指す。

近くに滝がある御荷鉾山不動尊を過ぎると、これまでは狭くても1.5車線分あった道幅は、突然に軽自動車がギリギリ通行できる程度の狭さに変化する。
舗装も所々で剝がれて砂利が剝き出しになる悪路だが、googleマップではこの区間も県道177号線となっているようだ。



県道の悪路区間は約3kmほどで、林道東御荷鉾線との分岐点に到着。今回は東側からアプローチしたが、北側(ゴルフ場側)からも行くことはできそうだ。


鬱蒼とした森の中、林道東御荷鉾線を走る。ダート区間は約5km。
勾配がキツい箇所もあるが、ぬかるみや深い砂利は少なく比較的走りやすい林道だ。重機のキャタピラの轍などがあったが、この日は土曜日だったこともあってか、工事や林業関係者の姿はなくスムーズに走行できた。




後半はフラットダートの樹林帯を抜けると、唐突に林道東御荷鉾線の終点が現れた。地図では、ここは投石峠という峠のようだ。展望は開けない。
見た目はバリケードやドラム缶などで進入禁止感を醸し出している。特に通行止めの表示はないので問題ないだろうが、平日だと林業等で通行止めにする可能性はあるかもしれない。



終点は何もない分岐点だったが、少し走った所に東屋があったので、そこで少し休憩。
その後は群馬県道71号線を西へ走り、次の林道である「御荷鉾スーパー林道」を目指す。県道区間は1.5~2車線幅の舗装路で走りやすい。


・御荷鉾スーパー林道
2つの林道を繋ぐ群馬県道71号線は、標高1,000m付近の山々の尾根伝いに道が続く。走行した時期は真夏のピークで、下界の高崎や秩父は気温35℃を超えているが、この辺りは28℃~30℃程度でまだ過ごしやすい。
なお、御荷鉾スーパー林道は冬季閉鎖のある林道で、例年12月10日~4月20日までが通行止めとなる。

標高1,073mの塩沢峠を超えると、「御荷鉾スーパー林道」のダート区間入口はすぐそこだ。
先客のオフロード軍団が休憩していたため、林道入口の写真は撮れず、ヘルメット装着カメラから切り取った写真を掲載する。



入口から先、200mほどはコンクリート舗装が続いていたが、その先は唐突にダート区間が始まる。途中、何度か舗装区間も出現するが、関東では珍しい約10kmと長めのダートが続く、今では貴重な林道である。



入口から2kmほど進むと、「山の神の丘 展望台」と呼ばれる展望台に着く。
林道の脇にある階段を50mほど登ると、東屋の形をした展望台から北側(富岡市、藤岡市方面)の展望が開けるが、樹木が視界を遮り、展望はあまり開けなかったのが少し残念だった。



山の神の丘 展望台から1kmほど進むと、県立みかぼ森林公園の管理棟前広場にたどり着く。
こんな山の中でアウトドアの拠点なるような施設があることにびっくり。だが、管理棟に特に人の気配は無かったので、今はもう使われていないのかもしれない。
ここから先はノンストップで走ったので、再びヘルメット装着カメラから切り取った写真で紹介する。






ここに来る前日は雨が降ったようだが、大きなぬかるみは無くフラットダートが中心で、有名な林道なだけあってとても走りやすい。
展望は所々開けるが、展望スポットでの駐車スペースが無く、四輪車だと駐車は難しいかもしれない。






途中、唐突に現れる舗装路は比較的路面状態が良く、最近になって舗装化されたのかもしれない。
フラットダートの直線区間では、そこそこのスピードを出して走行できるので、この疾走感が楽しい。


約10kmほど走行して、他の道路と交わる交差点に出た。ここから先の道も「御荷鉾スーパー林道」という名称は続くが、暫くは舗装路となる。
数年前に新しく作られたという展望台に行ってみることにする。




案内看板に従い、数百メートルほど四輪車1台分の狭い道を登った所にあるのが、「御荷鉾スーパー林道 展望台」。南側の山々が一望でき、標高の高いところまで走ってきたことを実感する。他には仮設トイレがあるのみで、人の気配は無かったがキレイな展望デッキであった。
展望台の正式名称は不明。アクセスも非常に悪いが、上野村のホームページにも紹介されている展望台だ。

この先も、いくつかの分岐を経て御荷鉾スーパー林道は続いている。2つ目のダート区間も存在するが、今回は展望台の先で林道から離脱することにした。冬季閉鎖が始まる前に、続きの区間を走る予定だ。
この後は、麓の南牧村にある古民家で昼食を取り、次の林道を目指すべく長野方面へ移動する。



次回、「2026-バイクで関東近郊の林道を走る-(群馬県/林道東御荷鉾線・御荷鉾スーパー林道)[テネレ700(TENERE700)]」へ続く。