【CB1300スーパーボルドール(SC54) – ゲルザブ埋め込み・装着】

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私はこの当時、大型バイク「ホンダ CB1300スーパーボルドール」を所有しており、このバイクで旅に出て長距離走行をすることも多かった。CB1300シリーズであれば、数あるバイクの中では長距離走行が楽な部類に入るかと思うが、それでも長時間乗車していると、振動や乗車ポジションの影響なのか、どうしてもお尻が痛くなってしまう。

この尻の痛みを低減する方法としては、以前から「ゲルザブ」と言う、バイクのシート上に付ける座布団のような製品が市販されているのですが、個人的には見た目がダサくて敬遠していた…

しかしながら、先日、ネット通販を見ていると、ゲルザブシリーズの新製品「ゲルザブS」、「ゲルザブSS」なるものが市販されているのを見つけた。この製品は、バイクのシート表皮を一度外してめくり、中に仕込むタイプのようで、これなら、見た目が変化することなくお尻の痛みを低減することができそうだ。

そこで、早速購入してみた。ちなみに、「ゲルザブSS」はフルカウル車や小型バイク(~125cc)などに適した小さいサイズとのことだったので、CB1300用には「ゲルザブS」を購入した。

ゲルザブの埋め込みは、バイクのシートのみを取り外しての作業になるため、室内で作業ができる。まだ暑さの厳しい夏の終わりの時期だったので、冷房の効いた快適な室内で作業できるのはありがたい。

必要な工具類はマイナスドライバーとペンチ類があれば十分だが、加えて、シート裏面のホッチキス針を取り外すのに「タッカー」が必要となる。

頻繁にバイクシートの張替えなど行うのであれば、ホームセンターで売っている本格的なプロ仕様のタッカー(数万円)を購入しても良いのだが、私のようにバイク1台分のシート表皮をめくるだけの場合、100円ショップ(ダイソー)で売っている「工作用タッカー(330円)で十分と思われる。
タッカーの針は、100円ショップのものだと強度的に不安だったので、ホームセンターで別途購入した。(ダイソーの工作用タッカー:針長6~8mmに対応)

もし、所有しているバイクが新車時から年数が経過していて、シートの汚れが目立つ場合は、作業前にシートクリーナー等でキレイにすると、針の隙間の汚れも落とすことができてオススメだ。
まずは、マイナスドライバーとペンチを使って、元々付いている針を取り外していく。

私のCB1300SBは2015年式のためで、この作業時点で8年落ち。経年劣化もあってか、場所によってスムーズに取れる針もあれば、奥までめり込んでいるのか、中々取れない針もあった。
シートの表皮は意外と頑丈なので、取りにくい針はマイナスドライバーをグリグリ押し込んで、少々強引に取ってしまっても問題ない。

今回はフロントシートのみ埋め込むので、シート後方(リアシート側)まで表皮をめくる必要はない。上の画像「 ⇩ 」の部分までの針を外せばOKだ。
もし、タンデムツーリングの機会が多いようなら、ゲルザブSシリーズを2枚購入して、タンデムシートにもゲルザブを埋め込むと良いだろう。(その場合は、シートの針をほぼ全部外す必要がある)

約30個のホッチキス針をちまちま取り外して、ようやく、シート表皮をめくることができた。CB1300シリーズの場合は、シート表皮の内側は黄色いスポンジのような形状になっていることが分かる。(車種により色・形状は異なる)
前方からシート表皮をめくって、ここで「ゲルザブS」を用意する。

シートの黄色いスポンジの上に試し置きしてみて、ゲルザブを埋め込む位置を決める。

【注意点】私は後から気づいたのだが、上の画像ではゲルザブの表裏が逆になっていた。
「ゲルザブS」シリーズの取扱説明書によると、ゲルザブの凹凸がある部分は下向きにして埋め込むのが正しいようだ。特に使用感に影響はないらしいので、私は逆のまま使用を続けたが、正しい向きの方が凹凸が目立たず見た目が良いので、正しい向きで取り付けましょう。

ゲルザブを埋め込む位置が決まったら、シートを元に戻す作業に入る。
タッカーを手元に用意して、ホッチキスと同じ要領で針を挿入する。私はタッカーを使うのがこの時で初めてだったため、たまたま近くにあったティッシュペーパーの箱で試し打ちをしたが、扱い方は簡単だったので、上手く打ち込めた。

シートを元に戻す際は、シワができないように手で伸ばしながら、シートの内側に表皮を引っ張っていく。シート表皮には、元々付いていた針の跡があるので、それを目印にしながら、シートの前方側から順番にタッカーで針を打ち込んでいく。
基本的には表皮を元に戻すだけなので、難しい作業ではないが、シートのシワとゲルザブのズレに注意しながら進めていくことが重要だ。

最初の数針が上手く打ち込めれば、残りは大きくズレる心配がないので、それほど気を使う必要はない。シート表皮を伸ばしつつ、ひたすらタッカーを打ち込んでいく。
針が最後まで入らなかったりで失敗した場合は、その針を抜いてやり直す。

全ての針を打ち込めれば、これで作業は完了。
シートをバイクに取り付けて、試しに跨ってみましょう。

私はゲルザブを表裏逆に埋め込んでしまったのもあり、多少もっこりしているが、シートの見た目があまり変化すること無く、ゲルザブを装着することができた。
ゲルザブの埋め込み前と比較して、シート高が約1cmほど高くなるため、これが人によってはメリットかデメリットになるかと思われる。特に足つきが悪いバイクには、ゲルザブの装着は慎重に検討した方が良さそうだ。

作業に要した時間は約1時間。慣れない作業であったこともあり時間を要したものの、タッカー類を事前に用意すれば、意外と簡単な作業だった。バイクシートの加工等に慣れている人であれば、15~30分ほどで作業できそうだ。

「ゲルザブS」をシートに埋め込み後、まだ長距離走行は行っていないが、1時間ほど走った感触では、以前よりも腰やお尻周りの負担が軽くなった印象がある。これからのバイク旅での活躍に期待。

今回、装着した「ゲルザブS」は、こちら

一回り小さい「ゲルザブSS」もあります

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